手抜きベジタリアンの大豆&豆乳ブログ

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大豆(ソイ)インキについてもっと調べてみた。

「エコマーク」、「ソイシール」ってなんだ?に引き続き、大豆インキ(ソイインキ・大豆油インキ)についてもうちょっと掘り下げて調べてみることにしました。

大豆インキとは、インキに使用する石油系溶剤を大豆油に替えたものです。大豆油に、色素、レジン、ワックスを混ぜて作ります。 大豆インキがアメリカの新聞業界で研究され始めたのは1970年代のオイルショック中。石油価格高騰を受けて、インキに使用する石油を減らすために2000種類もの植物油でテストを繰り返したのち、最終的に大豆油が実用化されたそうです。アメリカでは95%以上の主な新聞に加え、商用印刷物の1/4に大豆インキが使われています。[1] 日本では1993年に大豆インキの提供が始まり、1997年に家電メーカーが「ソイシール」を使って大豆インキをアピールしたことで普及が始まったとか。 日本では、新聞・平版インキの64%に大豆インキが使われているそうです。[2]

環境面での利点はこのようなものがあります[3]

  • 紙とインキが分離しやすく、紙繊維の損傷も少ないためリサイクルに適している
  • 生分解性に優れ、廃棄処分後に土中で分解しやすい(石油系に比べて約2倍の早さ[1]
  • 石油系溶剤に比べ、大気汚染の原因となる揮発性有機化合物(VOC)が少ない
ただし、今回の偽装の原因ともなったように、いくつか扱いにくい点はあるようです。[4]

  • 通常のインキに比べ乾燥が遅い
  • 室温や水分、パウダー散布量などの管理が難しい
しかし、印刷物の品質からみると、鮮やかな発色が可能、摩擦による色落ちが少ないなど優れたインキといえるようです。さらに、印刷機が汚れにくいという利点もあるとか(長持ちするので、これも環境に優しいし、コスト面でも優れていると言えます)。[5]

こうして見てみると、大豆インキの活用は企業にとっても消費者にとってもいいことが多いと言えると思います。問題点をクリアして、さらに環境への影響が少なく、製造者にとっても扱いやすい製品になるといいですね。

[1] アメリカ大豆協会 - ソイシールについて 大豆インキの環境貢献
[2] 印刷インキ工業連合会:環境と印刷インキ
[3] ハート株式会社:エコの基礎知識・大豆インキ
[4] 福博印刷株式会社: 地球にやさしい大豆インキを使用
[5] ビジネス印刷センター:大豆インキをご存知ですか

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テーマ:環境ビジネス(エコ×ビジネス) - ジャンル:ビジネス

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